放送番組審議会

エフエムラジオ立川株式会社 第96回放送番組審議会議事録

  1. 開催年月日:令和6年1月23日(火)
  2. 開催場所:エフエムラジオ立川(株)本社
  3. 委員の出席:委員総数4名
    出席委員:4名
    小林寛 委員長/井上英徳 副委員長/井上心次 委員/小崎奈央子 委員/石橋由美子 委員(欠席)
    エフエムラジオ立川株式会社出席者(1名)
    代表取締役社長 鵜飼 一嘉
  4. 議題:エフエムラジオ立川株式会社放送番組「 ナキムシラジオ~立川放送局 」を聞いて
    《番組紹介》
    「 その涙に 傘をさしましょう あなたが笑顔になれるまで 」をキャッチフレーズに活動している、音楽と芝居を融合させたライブパフォーマンス集団 「 路地裏ナキムシ楽団」
    そのリーダーである「 田村武也 」と楽団メンバーの「濱本宏之、暮部拓也」をパーソナリティに迎え、懐かしいフォークを中心に、朗読、ミニ芝居、名曲カバーなどを織り交ぜた音楽バラエティ番組です。

    [井上(英)委員]
    非常におもしろい。年代がドンピシャで聞きやすい内容です。
    「フォークだよ」というスタイル。フォークに対しての思い入れからこの言葉が生まれているのでしょう。笑いながら涙を誘う、うまく作られている。30分では物足りない。
    1/12~18 石川県の輪島に支援活動に参加してきましたが、避難所の方々はリアルタイムで情報が聞きたいためラジオを聴いている方が多かった。
    夜間は車中避難の方もラジオを聴いていて、深夜帯にはNHKのラジオも声援を送るような内容を流している。ラジオの需要性は災害を経験すると見直されるため、市民の皆様に広げていきたい。

    [井上(心)委員]
    声のトーンが高くて明るいので心地よい
    ラジオの構成について
    1.「ナキムシ」悲しい演目を演じ、泣きを誘って終わってみると笑いにもっていく高度な技術。同時にお芝居のPRができている。
    2.フォークについて考える。フォークで括って意見を求めて面白おかしく捻っていくのはネタとしては非常に良いと思う。
    3.フォークの名曲を紹介。渋い曲を毎回出してくれると世界が広がってよい。テンポが良い。

    [小崎委員]
    フォークというテーマを切り口にする面白さと、三部構成で飽きさせないテンポと構成力が凄い。30分の枠だと駆け足過ぎて勿体ない。
    1.フォークを掘り下げたらどうか。同年代の人には懐かしい。若い人にも刺さるような軽やかなトーク。「フォークとは」というところを追求する中身を入れてフォークに寄せる方法。
    2.「ナキムシ」の話しは、語りも上手だし芝居と音楽がラジオに合うのでもう少し長く聞きたい。「ナキムシ」のところに重きをおいて3部構成のうち2部、残り1部を「フォーク」にすると30分枠でちょうど良いかもしれません。

    [小林委員]
    「フォークですね」というコーナーについて
    フォーク世代でない人は何がフォークかわからない。好きな人はわかると思うがわかりやすくしてあげないと自己満足で終わってしまう。
    最終的に曲の説明や時代背景を入れてもらうと若い方も聞きやすい。理解しやすい作りにした方が良い。

    [会社説明]
    もう少し聞きたいと感じさせる構成であり、長くやっていくには丁度良いのかと思う。
    本来の芝居も最後には納得して笑顔になるような内容であってラジオ番組に反映されている。
    紹介したフォークソングも、時代背景を詳らかにすることで聴いている方の理解が得られるかもしれません。
    概ね高評価で良かったです。

  5. 公表方法 書面にて事務所内に据え置き/弊社HPにて2月10日から公開
  6. 公表内容 審議会議事録